会議で聞き逃す…アイデアを忘れる…そんな悩みは「メモ習慣」で変わる

会議中に大事な話を聞き逃してしまったり、
「これはいいアイデアだ!」と思った瞬間に、数分後には忘れてしまったりした経験はありませんか?
筆者は……正直、しょっちゅうあります。
しかも、そういう時に限ってペンやメモ帳を持っていなかったりすることが多いんです。
そんな悩みを解決してくれるのが、「メモを取る」というシンプルな習慣です。
とはいえ、思いついたことを何でも書けばいいわけではありません。
実は、効果的なメモの取り方にはちょっとしたコツがあるのです。
この記事では、メモの力を最大限に引き出す方法から、ありがちな失敗パターンとその改善策まで、すぐに実践できるテクニックをわかりやすく解説していきます。
メモを“ただの記録”から“仕事を助けてくれる相棒”に変えて、毎日の仕事を少しラクにしていきましょう。
メモを取ることで得られる3つのメリット
メモを取る習慣には、仕事でも日常生活でも役立つメリットがたくさんあります。
ここでは、特に実感しやすい3つのポイントをご紹介します。
忘れないための「備忘録」になる
メモの一番の役割は、「忘れないための保険」です。
私たちの脳は、思っている以上に忘れやすいもの。
仕事や用事が重なると、「覚えているつもりだったこと」をあっさり忘れてしまいます。
メモを取ることで、
- 大事な情報を後から確実に確認できる
- 「忘れていたらどうしよう」という不安が減る
- 頭の中がスッキリする
といった効果が期待できます。
覚えることをメモに任せるだけで、気持ちにも余裕が生まれます。
要点をまとめる力が身につく
メモを取る習慣は、「情報を整理する力」も鍛えてくれます。
会議や打ち合わせでは、すべてを書き留める必要はありません。
大切なのは「どこが重要なのか」を見極めることです。
メモを意識して取るようになると、
- 必要な情報と不要な情報を選び分ける力
- 話の要点をつかむ力
- 論理的に考える力
が自然と身についていきます。
これは、仕事全体の理解力アップにもつながります。
アイデアを形にしやすくなる
ふとした瞬間に浮かんだアイデアは、メモを取らないと驚くほど簡単に消えてしまいます。
その場でメモを残しておくことで、
- 漠然としたアイデアが言葉になり、整理される
- 問題点や改善点に気づきやすくなる
- 後から見返して新しい発想につながる
といった効果が生まれます。
メモは、アイデアを「思いつき」で終わらせないための大切な道具です。
分かりやすいメモをすばやく取る5つの基本コツ
ここからは、今日からすぐ使えるメモの基本テクニックを紹介します。
新しい話題は新しいページに書く
関係のない内容を同じページに書くと、後で見返したときに混乱しがちです。
話題が変わったら、思い切ってページを分けるだけで、メモの見やすさがぐっと上がります。
分からない言葉はカタカナでOK
専門用語や人名など、聞き取れなかった言葉は無理に漢字にしなくて大丈夫です。
まずはカタカナで書き留めておき、後で調べて修正すればOK。
スピード重視でいきましょう。
すべてを書こうとしない
メモは「記録」ではなく「要点メモ」です。
- 決定事項
- 次にやること
- 特に重要な発言
この3つを意識するだけで、無駄のないメモになります。
テンプレートを用意しておく
会議用・打ち合わせ用など、あらかじめフォーマットを作っておくと便利です。
- 日付
- 議題
- 決定事項
- ToDo
などを最初から用意しておくだけで、書き漏れが減ります。
デジタルツールも上手に使う
スマホやPCのメモアプリを使えば、
- 検索ができる
- 共有が簡単
- いつでも見返せる
といったメリットがあります。
紙とデジタル、両方を使い分けるのもおすすめです。
メモがうまくいかない人の共通点と改善策
メモの目的があいまい
「何のためのメモか」を意識しないと、後で使えないメモになりがちです。
誰が・いつ・何に使うメモなのかを意識して書きましょう。
字が読めない
急いで書きすぎると、後から自分でも読めなくなることがあります。筆者の場合はミミズ文字になってしまい解読するのに時間がかかります(´・ω・`)
大事な部分だけは、少し丁寧に書くのがおすすめです。
記号やマークを使うのも効果的です。
整理されていない
話題ごとに区切りをつけたり、見出しを書くだけで見やすさは大きく変わります。
日付やタイトルも忘れずに書いておきましょう。
ツールが合っていない
紙が向いている人もいれば、デジタルが向いている人もいます。
「続けやすいかどうか」を基準に選ぶのが一番です。
まとめ
メモを取ることは、
- 忘れないための備忘録
- 要点をまとめる力の向上
- アイデアを形にするサポート
といった多くのメリットがあります。
完璧なメモを目指す必要はありません。
まずは「気づいたことを書き留める」ことからでOKです。
少しずつ、自分に合ったメモの取り方を見つけていきましょう。
それだけで、仕事の効率は確実に変わってきます。



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