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3月の行事|春のはじまりを楽しむ過ごし方

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行事
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はじめに

3月って、なんだか特別な月だと思いませんか。

凍えるような冬をやっと抜けて、少しずつ空気がゆるみはじめるころ。
道ばたの雪が溶け、日差しがやわらかくなり、ふと見上げた木の枝に小さなつぼみを見つける。そんな瞬間に、「あ、春が来るんだ」と胸がほどけるような気持ちになります。

桜のつぼみがふくらみ、街の景色がほんのり明るくなっていく3月。
自然が目を覚ますように、私たちの心も少しずつ動き出す季節です。

ひな祭り、ホワイトデー、春分の日。
卒業や入学、転勤や引っ越し。

喜びも、寂しさも、期待も、不安も。
いろんな感情が混ざり合う、にぎやかでやさしい時間が流れる月でもあります。

この記事では、そんな3月の行事や季節の魅力を、ひとつずつ丁寧にたどっていきたいと思います。


3月という季節の空気

暦の上では、3月には「啓蟄」と「春分」という大切な節目があります。

啓蟄は、冬眠していた虫たちが土の中から顔を出すころ。
長い冬のあいだ、じっと耐えていた命が、静かに動きはじめる時期です。

実際、3月に入ると日差しが少しずつ強くなり、朝の空気もどこか軽やかになります。日が長くなったことに気づく夕方、「ああ、春なんだな」と実感する瞬間が増えていきます。

そして春分の日。
昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。

昔の人は、この日を「自然をたたえ、生きものをいつくしむ日」として大切にしてきました。
寒さに耐えた命が、また巡ってくる。その尊さを感じる節目でもあるのです。

3月は、ただ季節が変わるだけでなく、「時間が前に進んでいる」と実感できる月なのかもしれません。


年度末という、ひとつの区切り

日本では、3月は年度末。

学生にとっては卒業式。
社会人にとっては人事異動や転勤。

「おめでとう」と「さようなら」が、同時にあちこちで交わされる月です。

卒業アルバムをめくりながら、ちょっと照れくさく笑ったり。
最後のホームルームで、急に涙が止まらなくなったり。

大人になっても、3月はどこか落ち着きません。
来年度の準備に追われながら、ふと、これまでの一年を振り返る。

区切りがあるからこそ、私たちは立ち止まり、感謝を伝えたり、気持ちを整えたりできるのかもしれません。


ひな祭り ― 春を迎える、やさしい祈り

3月3日のひな祭り。
正式には「桃の節句」と呼ばれます。

もともとは、紙の人形に厄を移して川へ流す「流し雛」が始まりでした。それが時代とともに美しい雛人形へと変わり、今の形になったのです。

お内裏様とお雛様を中心に、三人官女、五人囃子。
あの段飾りを見ると、どこか背筋が伸びるような、凛とした空気を感じます。

そこには、「この子が健やかに育ちますように」という家族の願いが込められています。

最近ではコンパクトな雛人形も増え、暮らしに合わせた形で楽しまれています。それでも、その想いの重みは変わりません。

ひな祭りの行事食に込められた願い。子どもに伝えたい意味と由来
ひなまつりの行事食に込められた深い意味をご存知ですか?ちらし寿司やはまぐりのお吸い物、菱餅、ひなあられなど、それぞれの料理に込められた子どもへの願いや由来を詳しく解説。

ひな祭りの食卓

ひな祭りといえば、ちらし寿司。

海老は長寿、れんこんは見通しの良さ、豆は健康。
色とりどりの具材が並ぶその姿は、まるで春の景色そのもの。

蛤のお吸い物も欠かせません。
ぴったりと合う貝殻のように、良縁に恵まれますようにという願いが込められています。

白、緑、ピンクの菱餅。
雪の下から芽吹く新緑、そして桃の花。

食卓に並ぶ料理ひとつひとつが、季節の物語を語ってくれるのです。


国際女性デーとホワイトデー

3月8日は国際女性デー。
世界中で、女性の権利や活躍について考える日です。

イタリアではミモザの花を贈る習慣があります。
あの明るい黄色は、希望や連帯の象徴。

日本でも少しずつ広まり、「ありがとう」や「これからもよろしくね」と気持ちを伝える日になりつつあります。

そして3月14日はホワイトデー。
日本で生まれた、ちょっとユニークな文化です。

バレンタインのお返しを選びながら、相手の顔を思い浮かべる。
お菓子売り場が華やぐこの時期は、春のにぎわいを感じさせてくれます。


桜の気配

3月下旬になると、いよいよ桜の話題が増えてきます。

「開花予想、出たね」
そんな会話が自然に交わされるのも、日本ならでは。

桜は、ほんの短い間しか咲きません。
だからこそ、その一瞬が愛おしい。

平安時代から続くお花見の文化。
桜の下でお弁当を広げ、笑い合う時間は、春のご褒美のようです。


春の味覚

筍、菜の花、新玉ねぎ、いちご。

スーパーの棚を見るだけで、「ああ、春だな」と思える季節。
少し苦味のある山菜も、この時期ならでは。

タラの芽の天ぷらやワラビのお浸しは、春を代表する郷土料理として全国各地で愛されています。また、地域によっては山菜まつりなどのイベントも開催され、地域の特色ある山菜を使った料理を楽しむことができます。

「春の皿には苦味を盛れ」という言葉があります。
冬のあいだに溜まったものを、外へ出してくれるような味。

自然と身体を整えてくれるのも、春の恵みなのです。


つながる時間

3月の行事は、家族や地域をつなぎます。

ひな祭りで三世代が集まる。
地域の桜祭りで顔見知りが増える。

デジタルの時代だからこそ、実際に会って、同じ食卓を囲む時間の温かさが沁みます。

行事は、単なるイベントではなく、
「一緒に過ごした記憶」をつくる時間なのかもしれません。


おわりに

3月は、終わりであり、始まり。

別れの涙も、新しい期待も、すべてが混ざり合う季節です。

寒さを越えたからこそ、春はこんなにもやさしく感じられる。
そう思うと、3月という時間が、より愛おしくなります。

今年の3月も、どうか大切に。
季節の行事を楽しみながら、旬の味を味わいながら、
春の光の中で、静かに次の一歩を踏み出せますように。

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