
仕事の会議で発言するとき。初対面の人と話すとき。レジや電話対応、ちょっとした雑談の場面でも――
「心臓がドキドキして、うまく話せない」「頭が真っ白になって、あとで後悔する」
そんな“あがり症”の悩みは、仕事だけでなく日常生活にも影響することがあります。実は私自身も、仕事でも日常でも人前に出ると緊張しやすいタイプです。
今回は、人前で上がる人の特徴、仕事・日常生活で緊張しやすい理由、そして少し楽になる考え方と対処法を、体験を交えながらわかりやすくまとめました。
私自身もあがり症です
私も、仕事の会議でも日常生活でも緊張します。
それでも以前より楽になったのは、
- 上がってもOKと思えるようになった
- 完璧を目指さなくなった
この2つを意識するようになってからです。
人前で上がる人(あがり症)とは?
あがり症とは、人から注目されたり、評価されると感じたときに強い緊張が出る状態のことです。
よくある反応には、次のようなものがあります。
- 心臓がドキドキする
- 声や手が震える
- 口が渇く
- 頭が真っ白になる
これらは決して「弱いから」ではなく、脳と身体が身を守ろうとする自然な反応です。
人前で上がる人の主な特徴
他人からの評価を気にしやすい
「変に思われたらどうしよう」「失敗したら恥ずかしい」
こうした気持ちが強い人ほど、緊張しやすい傾向があります。仕事の会議だけでなく、日常のちょっとした会話でも同じです。
真面目で責任感が強い
あがり症の人は、「失礼がないようにしたい」「ちゃんと話したい」と考える誠実で気配りができる人が多いです。
その分、自分にプレッシャーをかけやすくなります。
身体に緊張が出やすい
- 動悸
- 汗
- 赤面
- 呼吸が浅くなる
これらは交感神経が働いているサインで、身体が「備えよう」と全力で反応している状態です。
自分に意識が向きすぎる
「声、変じゃないかな」「今の言い方おかしかったかも」
こんなふうに自分を強く意識すると、緊張はどんどん大きくなります。
仕事だけでなく日常生活でも上がる
あがり症は、次のような日常のささいな場面でも出ることがあります。
- 会議や発表
- 初対面の挨拶
- 電話対応
- レジや受付でのやりとり
- 雑談
あがり症は悪いこと?
答えはNOです。
あがり症の人は、
- 空気を読む力がある
- 相手を不快にさせない配慮ができる
- 物事を丁寧に進める
といった大きな強みを持っていることが多いです。
緊張しやすいのは、人や場を大切にしている証拠でもあります。
あがり症は克服できる?
結論から言うと、「完全に上がらなくなる」必要はありません。
目指すのは、上がっても行動できる状態になること。これだけで、仕事も日常生活もかなり楽になります。
あがり症と向き合うための考え方
「上がらないようにする」をやめる
「緊張したらダメ」「上がらないようにしなきゃ」
そう思うほど緊張は強くなります。まずは「上がってもいい」と自分に許可を出すことが大切です。
緊張=危険ではないと知る
ドキドキや震えは、身体が準備しているだけです。
「今、危険なわけではない」と理解するだけで、気持ちは少し落ち着きます。
仕事・日常生活で使える具体的な対処法
最初の一言を決めておく
一番緊張するのは、話し始める瞬間です。
挨拶や最初の一言を決めておくだけで、流れに乗りやすくなります。
例:「○○について、簡単に意見をお伝えします」
呼吸は「吐く」を意識する
次のように、吐く時間を長めにしてみてください。
- 4秒吸う
- 6〜8秒ゆっくり吐く
吐く時間を長めにすると、自律神経が落ち着きやすくなります。
意識を「自分」から「相手」へ
「ちゃんと見られているか」よりも、「相手に何を伝えたいか」に意識を向けてみましょう。
自己意識が少し下がるだけで、緊張は和らぎやすくなります。
あがり症は「治す」より「慣らす」
あがり症は一気に変わるものではありません。
- 一言だけ話す
- 挨拶だけ意識する
そんな小さな成功体験の積み重ねが、自信につながっていきます。
まとめ|人前で上がる人の特徴と向き合い方
人前で上がる人は、
- 他人の評価を気にしやすい
- 真面目で責任感が強い
- 仕事だけでなく日常生活でも緊張しやすい
という特徴があります。
あがり症は欠点ではなく、人を大切にする感性の裏返し。
無理に直そうとせず、少しずつ付き合っていくことが、いちばん現実的な方法です。


コメント